LIFE LOG(大阪大学工学部の院試に合格するには ~外部大学院受験で首席合格を目指せ!~)

院試材料力学

こんにちは。ビタトニオです。

今回は、大学院入試における材料力学対策について書きます!

 

多くの理工系(特に機械系)の専攻では材料力学を院試の科目として課されることが多いと思います。まず、材料力学を勉強する上で大事なポイント三つあります

  

 

以上3つのことを意識して勉強することが材料力学をしっかり理解できるようになるための重要なポイントです。順に説明していきます

 

  •  材料力学の全体像をざっと把握する

材料力学の問題をいざ解くとなると、多くの公式が必要となります。さらに、せん断力や曲げモーメントの正負の方向やSFD、BMDの書き方など材料力学特有の決まりごとがたくさんあります。つまり正負を間違えるだけで、解が大きく変わってしまうことがよくあるので、ルールを着実に覚えていきましょう!

そこで、私は材料力学についての知識がほぼ0だったので(学部2年の時に授業をとっていたはずなんですが...)、まず手始めにこちらの参考書で勉強を始めました!

 

材料力学 考え方解き方 第4版 (わかりやすい機械教室)

材料力学 考え方解き方 第4版 (わかりやすい機械教室)

  • 作者:萩原國雄著
  • 発売日: 2010/02/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

「大学で材料力学の授業とってたけど、いまいちよく分からなかった...」

っていう方にめちゃめちゃオススメします!

この本は、難しい数式を使わずに材料力学の考え方や公式等を説明してくれているので、かんたんに読破することができます。特に、せん断力、曲げモーメントでつまずいた人にはうってつけだと思います。

さらに、多くの例題が収録されているので、問題を解いていくうちに自然と理解が進みます。この本を通して材料力学の問題を解く上でキーとなる考え方を習得しておくことで、今後の本格的な材料力学の勉強を効率よくおこなうことが間違いなくできます。

 

  •  数学を使って、理論をしっかり理解して、公式等の証明をできるようにする

材料力学 (JSMEテキストシリーズ)

材料力学 (JSMEテキストシリーズ)

 

 言わずと知れた材料力学の参考書の定番中の定番です!

大学の授業で買わされた人も多いでしょう

この教科書をオススメする理由はとにかく問題の量と質のバランスが良いことです。範囲としては、応力の定義から、有限要素法の理論までを取り扱っており、院試の範囲を問題なくカバーできています。

特に、公式の証明とか例題の解説がめちゃめちゃ丁寧に書かれているので、積分等をつかった複雑な問題でも難なく理解することができます。さらに、豊富な例題と演習問題があり、理論等の理解の定着に役に立ちます。

これに載っている例題とか演習問題が解けるようになれば、院試問題もこなすことができるでしょう!私の場合は、この教科書を2周ほどやりました。

 

しかし、この本のデメリットとして挙げられるのが、演習問題の解説が書かれてないことです........

 解答は問題の下に書いてあるのですが、一番大事な解説がついてません!!

なので、自力で解答するか、ネットで解説を探すか、友達と一緒に解くかですね.....

材料力学は問題の演習量によって、理解度に差がつく科目です。そこで、私は下の問題集を買ってひたすら問題に取り組むことにしました。

 

  •  できるだけ多くの問題を解いていく

演習材料力学 (JSMEテキストシリーズ)

演習材料力学 (JSMEテキストシリーズ)

 

 こちらは上の本の演習版です。基礎から応用まで多くの範囲を取り扱っており、問題量としては多すぎるほど十分にあります。解説も丁寧に書かれており、ちょっと頭をひねる問題でも解説を読めば、すっきり理解することができます。

この本の問題がすらすら解けるようになれば、院試の材料力学の問題も解けると思います。つまり、問題演習を通して、基礎力をつけることで、難しそうな問題に対しても対処することができます。僕の場合はこの本を2周してから院試の過去問に取りかかりました。値段も安く、コストパフォーマンスも良いので、是非購入することをオススメします。

 

以上が、僕が行った院試材料力学の対策です。ホントに材料力学は基礎をしっかりしておけばどんどん解けるようになるので、勉強していると逆に楽しくなってきます。

勉強が楽しくなってくると勝ちですよ笑

もう5月になりましたね。院試はいろんな教科があってそれぞれ対策していかないといけないのは大変だと思いますが、大学で学んだことを復習できる良い機会なので、ポジティブ思考で勉強していきましょう!

次は流体力学の対策についてお話しします!!

院試数学対策(外部大学院受験生必見!)

こんにちは。

今回は理系大学院の受験を考えている人向けに、院試対策の具体的な勉強法を紹介していきたいと思います。

「院試対策って何からすればいいのか分からない」

と思いますよね!自分も去年のこの時期はこんな感じで路頭に迷ってました。

そこで、同じ大学院を受験する知り合いに尋ねたところ

 

「数学から勉強した方がいいかもね!」

 

と言われました。いま考えれば、数学から勉強しておいてよかったと思います。

 

 なぜなら、理系の専門科目ってほとんど大学数学を身に着けている前提で話が進んでいくので、まず数学をやっておかないと専門科目の問題とか見ても何が何だかさっぱり分からない状況に陥ります。

 例えば、流体力学は、ガウス定理などのベクトル解析の理論を理解していないと、流体の運動量保存則とかナビエストークス方程式を眺めてても、意味わかんない記号の集団に見えてしまいます。なのでまず数学から勉強しましょう!

 

 

 

院試数学の単元と進め方

大学で学ぶ数学の単元は主に以下の7つです。

  1. 線形代数

  2. 微分方程式

  3. 複素解析

  4. ベクトル解析

  5. ラプラス変換

  6. フーリエ変換

  7. 確率論

 

 えっこんなにあったっけ?って感じになりますが、実際、数学の勉強が一番大変でした。学部の1、2年で多くの人が学んでいるはずなんですけど、よほどの勉強家ではない限りほとんどの内容忘れてるじゃないですか。

なので、私の場合は以上の七つの単元をゼロから勉強する羽目になりました(笑)

 

 結論から言うと、一か月間、毎日数学を勉強し続けてやっと、全単元を理解できるようになりました。かなりタフでしたね!

全単元を同時並行で勉強するのもいいんですが、僕は上の順番で勉強することをお勧めします。線形代数がある程度理解できるようになったら、次の微分方程式を勉強するといったように進めていくのが良いと思います。

ここで注意してほしいのは、各単元を完璧に理解しようとしないことです。

もし、線形代数を長時間かけて完璧に理解したとしても、フーリエ変換を勉強するころにはとっくに行列のこと忘れかけてます(笑)

これは短期決戦組にはかなり効率が悪い勉強法となってしまいますので、各単元の参考書や問題をざっと見たり解いたりして、分からないことがあっても飛ばして次に進みましょう!違う単元を勉強することで以前分からなかったことが、ちゃんと理解できるようになった経験が結構ありましたので、ご心配なく!

 

 

各単元別オススメ参考書・問題集

 それではわたしが実際につかっていた参考書や問題集を紹介します。どれもホント良質な本なので、著作者さんに感謝文を送りたいレベルです笑

参考程度に、学習日数も記載しておきました。僕は毎日7時間ほど机に向かい、全単元を網羅するのに1ヶ月ちょっと費やしました。

 

・高校数学の復習(2日)

 高校数学さえも怪しいという方には、まずはこの一冊から始めましょう!

 


 

  マセマの数学シリーズは院試対策の定番とも言われており、問題の解説等が詳細に分かりやすく書かれているので、パーッと読むだけでも微積の基礎をしっかり理解できると思います。2日あれば読破できます。

 

 

線形代数(5日)

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意味がわかる線形代数 まずはこの一冊から (Beret science) [ 石井俊全 ]
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 個人的には線形代数が一番理解しにくい単元だと思います。問題を解くのは比較的簡単なんですが、概念的な部分をしっかり理解するのは難しいです

 例えば、ある大学教授が、「ある行列の固有値固有ベクトルの求め方はわかると思うけど、固有値ってそもそも何?」って院試の面接で学生に質問したら、ほとんどの理工系の学生がちゃんと答えることができなかったっていう話は有名です。

 しかしこの本は、行列の考え方や線形写像等の文字だけでは理解しにくいところを多くのイラストを交えて、懇切丁寧に解説してくれているので、題名の通りこの一冊から線形代数を勉強してみましょう!

 

 

 ・微分方程式(1週間)

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基礎からの微分方程式 実例でよくわかる [ 稲岡 毅 ]
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  微分方程式は必ずといってもいいほど、院試数学で出題されます。さらに、工学系の科目でも必須単元です。この本は、微分方程式の解の導出法が詳しく記載されており、例題や演習問題も充実しているので、効率的に微分方程式を使う問題を習得することができます。

 

 

 ・複素解析(5日)

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工学系学生のための 複素関数攻略への一本道 [ 板垣 正文 ]
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  複素解析は、定理等を理解するまで少し努力が必要ですが、理解してしまえばサクサク問題が解けるようになります。これは、分かりやすい文章やイラストで複素解析の概念や定理を説明してくれており、豊富な例題と合わせて勉強を進めることで、この一冊を終えた頃には、院試の複素数の問題も解けるようになります。是非この本を購入することをオススメします!

 

・ベクトル解析(5日)

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  ベクトル解析は流体力学や力学などでも頻繁に使われます。院試数学において単体で出題されることは少ないですが、これも概念的なところが多く、理解するのが難しい分野なので、この本でベクトル、テンソルの本質的な部分を理解しておいたほうが良いでしょう。

 

 ・フーリエ解析(1週間)

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フーリエ解析キャンパス・ゼミ 改訂7 [ 馬場 敬之 ]
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  さあ、最後に一番重たい単元が待っています、それがフーリエ解析です。

フーリエ解析に関しては、マセマの力を借りましょう!この本はフーリエ級数展開フーリエ変換について詳しすぎる程解説しており、院試では問われないであろう箇所も詳細に分かりやすく説明してくれています。これがマセマシリーズの良いところでもあり、悪いところでもあります。

短期決戦で院試に臨む方は、いったん院試の過去問も見て本番で出そうなところだけ勉強しましょう。しかし、ここまでフーリエ解析について丁寧に書かれている参考書・問題集はこれ以外に見当たらなかったので、ぜひこれで勉強しましょう!

 

 ・院試数学問題集

 とりあえず全部の単元を勉強することができたら、この本に取りかかることをオススメします。


 

  この黄色の本には、国公立大学早慶の理工系の院試に実際に出題された問題が多数収録されています。これまでの参考書にのっている演習問題はあくまでも理解を助けるための問題なので、この本を通して院試数学の特徴を把握し、応用問題に慣れていきましょう。たまに数学科で出題された意味不明な問題もあるので、理工系の人は臨機応変に飛ばして問題を解いていった方が良いと思います。

 そして、解いて間違えたところは問題にチェックして、分かるようになるまで何回も解きましょう。ここで、重要なのが本に書いてある解答解説を丸暗記しないことです

一回目に分からなかった部分を解説を見て把握して、その類題とか似たような問題に取り組んだあとに二回目に取りかかりましょう!そうすることで、その問題に対して自然と理解が深まり、暗記しなくて済むようになります。

 一方、ラプラス変換と確率については、この本に収録されてる問題を解いとけば大丈夫だと思うので、別に参考書を買う必要はないです。けど、僕は確率や統計の分野が苦手だったので、以下のブルーバックスの本を読みました。

 


 

 統計解析の分野が嫌いだったのは学部1年のときに受けた数理統計学の授業が意味分かんなくてちょっとしたトラウマだったからです笑

けど、この本はほんと分かりやすくて、自分を統計が好きな人間にしてくれた本だと思います。実際、私は卒論で統計解析を用いたテーマを扱い、大学院では機械学習ベイズ推論を用いた研究を行う予定です。

 

 以上、院試数学対策の進め方とオススメの参考書・問題集を紹介しました。

大学数学を一気に勉強するのはだいぶタフですが、大学受験みたいに意地悪な問題とかはほぼないので、勉強してるうちに楽しく感じてくるかなーと思います。

もうすぐ4月なので、外部受験の人はそろそろ勉強していかないとですね!これから院試本番までは長い道のりですが、休憩しつつ頑張ってください!

あと、TOEIC受験もお忘れなく!

 

次回は、材料力学について勉強法を紹介したいとおもいます。

 

研究室訪問のメールって?

こんにちは。ビタトニオです。

今回は他大学院を目指す上で第一歩目となる研究室訪問についてお話しします!

 

「研究には興味あるけど、初めて会う教授と話すのコワイ」

「研究室訪問ってしないとだめなの?」

 

A. 絶対するべきです!、もう一回言います、絶対するべきです!

 

理由は以下の通りです。

 

  • 教授の性格や雰囲気が分かる

  • 研究内容を詳しく知ることができる

  • 自分がどれだけその研究に興味あるかを教授にアピールできる

  • 研究室の活動(ゼミや実験の頻度)、メンバーの雰囲気がわかる

  • 過去問と過去問の解答をゲットできる、院試対策のアドバイスをもらえる

  • 院試勉強のモチベが格段に上がる

 

特に赤字で書かれているところは重要ですね。

自分の研究を進めて行く上で、教授との相性は大変重要なパートです。卒論もそうですが、研究は教授と数多くの相談を重ねて進めて行くので、正直相性が合わないとつらい2年間を過ごすことになります。学生に対して優しいか厳しいかくらいは把握しときたいですね。

 

次に過去問の解答をゲットすることができるということです。

 

多くの大学で過去問自体はネット上にアップされているのですが、解答はほぼ載ってないです。解答は主に先輩が作った解答が研究室内で引き継がれていることが多いので、研究室訪問の際に院生と会って解答をもらう手段以外に方法はありません。

さらに、院試について色々アドバイスをもらいましょう!外部生は院試の情報について圧倒的なハンデがあります。院試はほぼ情報戦で合否が決まると言っても過言ではありません。

 

最後に、研究室訪問をすることで院試勉強に対するモチベーションが格段にあがりますこれは相当デカいです!これは大学受験の時にオープンキャンパス行った時と同じ現象ですね笑

 

以上が研究室訪問をしないといけない理由です。

 

 

「で、まず何すんの?」

 

まずは、自分が大学院でやりたい研究をしている教授にメールでアポをとって研究室訪問の機会をゲットしましょう。以下にメールの文例を紹介します。

 

 

○○大学○○研究科

○○専攻○○コース

○○教授

 

突然のご連絡失礼致します。
○○大学○○部○○学科○○コース新4回生の(自分の名前)と申します。
 
貴研究室のHPを拝見しまして、「(研究内容)」に関する研究に興味をいだきました。
 
私は卒業論文のテーマはまだ決まっておりませんが、将来的に博士前期課程に進学し、(やりたいこと)の研究に携わっていきたいと考えております。
 
そこで、ぜひ研究内容や進学についてお話させて頂きたい所存で、この度研究室訪問についてのご連絡を差し上げました。
 
ご多忙のなか、大変恐縮ではございますが、研究室訪問のお時間を頂けますでしょうか。
もしよろしければ、4月上旬までの期間で、○○教授のご都合のよろしい日程をご教示いただけたら幸いです
 
お手数お掛け致しますが、何卒よろしくお願い致します。
 
署名
 
 
 
だいたいこんな感じで大丈夫です。
自分の興味のある研究と大まかな希望日程を伝えれば、教授が都合の良い日程を提案してくれると思います。多くの大学教授は自分の研究に興味をもってくれる学生に対してはウェルカムな感じなので、訪問に関しては柔軟に対応してくれると思います。
 
 
これだけすればあとは訪問するだけです。
あとは訪問前に質問リストを作っておくとスムーズに教授た院生とお話しすることができるのでオススメします。
 
以下に質問リストの例を書いときます。
 
 
対教授
  • 研究はどのように決めるのか、どのように進めて行くのか
  • ゼミや実験の頻度はどれくらいか
  • 研究室の受け入れ枠は何人か
  • 修士卒業後の進路はどこが多いか
  • コアタイム(研究室に最低いないといけない時間)はあるか
  • 外部受験者は例年多いか
  • 例年人気のある研究室かどうか
  • 大学院進学率はどのくらいか

 

 

対院生

  • 院試の過去問と解答はあるか(多くはデータで管理されてるのでUSBを持って行きましょう)
  • おすすめの勉強法、参考書、教科書、問題集
  • 他の研究室の噂
  • 先生は優しいか
  • コアタイムはあるか(教授と学生の間で認識の違いがあったりするので)
  • 試験はどれくらいの感触だったか

 

こんな感じです。院試対策という点では圧倒的に院生の話が役に立ちました。

互いに連絡先を交換しとくと、後で気になったことを聞くことができるので、おすすめします。

 

研究室訪問は最初は緊張しますが、先生も院生も割とフランクに対応してくれると思うので、肩の力を抜いて臨んだらよいでしょう!

 

次回は院試勉強の教科別アドバイスを紹介しようとおもいます!

 

ちなみに受験科目は数学、材料力学、流体力学、力学でした!

 

 

他大学院の院試で主席合格しました

こんにちはー、ビタトニオです

 

 私はこの春から関西にある某国立大学の理系大学院に進学予定の者です。

去年のこの時期は「大学院には行くつもりだけど、そのまま同じ大学の院に進もうか、他大学院に行こうかどうしようかなー」って感じで、迷ってましたね。

この時期の多くの理系の大学3年生はそんな感じですよね。とりあえずTOEIC受けとこっとか。

 

 僕の場合、大学受験の時に第1志望に落ちてしまったので、大学院でもう一度チャレンジしてやろうという野望を抱いていましたが、時が経つにつれ頭の片隅にしか残らなくなりました。

そういう受験で苦い思い出を抱えたまま大学生活を送っている人多いと思います。(まあだいたいそんなことすぐに忘れちゃうのが常なんですけどね~)

 

 そんなこんなで結論から申し上げますと、私は去年、他大学(大学受験で落ちたとこ)の大学院を受験し、内部受験生と大きなハンデがある中、主席で合格することができました!

下の写真は当時の入試成績開示書です。

 

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なので、このブログを通して、「他大学の大学院に行きたい!」、「興味あるけど何からしたらいいか分からない」っていう理系の大学3、4年生に向けて、院試合格のメソッドを順次詳しく可能な限り教えていこうと思います!

 

 

今回はまず、外部大学院合格への全体的な流れを紹介します!

まず、外部受験するための一般的なスケジュールはこんな感じです。

 

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「えっ、、三年生の10月から考えないといけないの!」と思いますよね?

実際、慎重に大学や研究室を選びたい場合はできるだけ早めに行動したほうがいいです。余裕を持った行動って何に対しても大事やと思います。特に授業レポートとかね。

 

でも、3年生の後期から授業が少なくなって、大学生活の中で初めて全休ができたりするので、遊びたくなります。存分に遊びましょう!私は1月から1ヶ月間ニュージーランドに留学していました!笑

 

そこで、「3年生の間は遊びたい!」、「3月なったけど、進路について何も考えてない」っていう方に参考として見てもらいたいのが、私の院試スケジュールです。

 

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はい、一般的なスケジュールと比べてだいぶ遅れたスタートとなりました。

 

おまけに、1、2年生の時に学んだ数学とか専門科目の知識は完全に失われた状態でした。

 

ほんと最初は時間が足りなくて試験に受かるんかなって不安に思ってたんです。しかし、結論から言うと、7月中旬からやることが次第になくなり、すでに解き終わった過去問を何周もやり続けました。安心して下さい、3月からでも全然間に合います!

 

補足事項としては、私が4年生の時の4月から配属された研究室が、院試勉強のために9月くらいまで卒業研究に取りかからなくても良い感じだったので、集中して勉強できる体制が整っていたということです。

さらにコロナ禍で授業もオンラインで行われたので、家でひたすら勉強することができました。

 

さあ、こんな短期決戦でどのように行動していたのか、どのように勉強して試験本番でトップの成績をとることができたかを次回以降紹介していきたいと思います。

 

なお、本格的にブログ書くの初めてなので、拙い文章となっていますことご容赦願います。